こんにちは、ハルトです。東京で「SEED SHIP」というワークシップ兼ラウンジを運営しています。ここはアートやクリエイティビティを軸にしたゆるい集まりの場で、ワークショップやイベントを気ままに企画しています。今回は、ちょっと寂しいけれど、意外と心に残った出来事——誰も来なかった夜にひとりでピアノを弾いた経験——について書いてみようと思います。
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失敗した音楽ナイトで学んだ静寂の音
こんにちは、ハルトです。東京の片隅で「SEED SHIP」というワークシップ兼ラウンジを運営しています。普段はここで、アートやクリエイティビティを軸にしたイベントや集まりをゆるく開催しているのですが、先日、少しばかり「失敗」に終わったイベントがありました。その名も「音楽ナイト」。今回はその経験から得た気づき——特に「静寂の音」について——を綴ってみようと思います。
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知らない人のスケッチが教えてくれたこと
ある静かな午後のことでした。SEED SHIPの3階にあるラウンジは、いつものように穏やかな空気に包まれていました。窓からは東京の空が見えて、遠くのビル群がぼんやりと霞んでいました。その日は特にイベントもなく、ただ数人のお客さんが思い思いに過ごしているだけ。カウンターでコーヒーを淹れながら、私はいつものように空間を見回していました。すると、隅のテーブルに置かれたナプキンが目に留まりました。そこには、誰かが描いた小さな木のスケッチがあったのです。