• 日常の中の創造

    誰も来なかった夜、ひとりでピアノを弾いて気づいたこと

    こんにちは、ハルトです。東京で「SEED SHIP」というワークシップ兼ラウンジを運営しています。ここはアートやクリエイティビティを軸にしたゆるい集まりの場で、ワークショップやイベントを気ままに企画しています。今回は、ちょっと寂しいけれど、意外と心に残った出来事——誰も来なかった夜にひとりでピアノを弾いた経験——について書いてみようと思います。

  • 日常の中の創造

    失敗した音楽ナイトで学んだ静寂の音

    こんにちは、ハルトです。東京の片隅で「SEED SHIP」というワークシップ兼ラウンジを運営しています。普段はここで、アートやクリエイティビティを軸にしたイベントや集まりをゆるく開催しているのですが、先日、少しばかり「失敗」に終わったイベントがありました。その名も「音楽ナイト」。今回はその経験から得た気づき——特に「静寂の音」について——を綴ってみようと思います。

  • 日常の中の創造

    知らない人のスケッチが教えてくれたこと

    ある静かな午後のことでした。SEED SHIPの3階にあるラウンジは、いつものように穏やかな空気に包まれていました。窓からは東京の空が見えて、遠くのビル群がぼんやりと霞んでいました。その日は特にイベントもなく、ただ数人のお客さんが思い思いに過ごしているだけ。カウンターでコーヒーを淹れながら、私はいつものように空間を見回していました。すると、隅のテーブルに置かれたナプキンが目に留まりました。そこには、誰かが描いた小さな木のスケッチがあったのです。

  • 日常の中の創造

    クリエイティビティは種か雑草か?哲学的な散歩

    創造性って何だろう?この問いを考えるとき、私はよくSEED SHIPの小さな空間を思い浮かべます。3階のラウンジで、窓から見える東京の空を眺めながら、いろんな人がここで何かを生み出してきた姿が頭に浮かぶ。でも、その「何か」が生まれるときって、いつも計画通りじゃないんですよね。ある日はワークショップで絵を描くつもりが、ただおしゃべりに花が咲いて終わる。別の日は、誰かが何気なく弾いたピアノの音から、突然みんなで歌い出すなんてことも。この場所を「種を見つける場所」にしたいと思ってきた私にとって、創造性がどうやって育つのかは、ずっと気になるテーマなんです。

  • カテゴリ: 芸術コミュニティの考察

    東京のアートシーン:枠が多すぎて窓が足りない

    東京のアートシーンって、すごいですよね。ギャラリーが立ち並び、アートフェアが毎年のように開催されて、世界中からアーティストやコレクターが集まってくる。六本木や銀座を歩けば、洗練された展示空間がそこかしこにあって、まるで芸術が街の一部みたい。でも、私がSEED SHIPを運営しながら感じることって、実はちょっと違うんです。確かに華やかで、確かに才能も集まってる。でも、どこか息苦しい。この街のアートシーンには、枠が多すぎて、窓が足りない気がするんです。